『書けなくなった小説家』 雨の星

人は誰でも毎日夢を見るらしい。
不思議なもので、覚えてるかそうでないかだけらしい。

誰もが毎日、知らず知らずうたを作っていたらおもしろい。
作ってるんだけど、忘れちゃってるだけだとしたら・・・?

あんなラブソングやこんなかぞえうたを、作ってたりして。
想像しただけで、顔がにやける。あぁそんなことって。
だめだぁ、思い出せない。

作ったうたを忘れない人は、こんなうたをうたうのかもしれない、
と思った。

素朴で健やかで、
でものんびり聴いてたら、
はっと息を飲む瞬間がやってくるかもしれない。

フタリノハーモニ。どっちがいなくても、物足りない。
ひとりで遊ぶシーソーみたいに。あっけない。

「もう二度と輝かなくても 人生はまだ続く」

曲のためにある詞のように
頭の中をめぐるめぐる、めくるめく世界。

どこかで聴いたことも、ライブを観たこともないのに、
いきなりCDで出会う音楽ははじめてかもしれない(オムニバス除く)。

なんだかそういうのもいいかもしれないと思ったのだ。
何事も経験だと誰かがのまったのだ。

ありがとう。自分のたましい。

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