スピッツの刺激

その7:ロックロックこんにちはver.8に行く

ひさしぶりに、スピッツの刺激を書く。

今までどうしていたかというと、いろんなことにかまけていて、こちらにまで手が回らなかったというのが正直なところだ。でも、相変わらずスピッツの音源は聴いており、運がよければライブも観ることができた。今回のライブも、同様に運とタイミングにより観ることができた。

『ロックロックこんにちは』というイベント自体観るのは2回目。前回は4年前。あまり思い出せないけど、クラムボンとつじさんが出てた記憶。どのミュージシャンも少しずつで、紹介します程度のライブ。今回は、それぞれの出演バンドがある程度固定ファンを持っていたりして、それぞれ自分達なりのライブをしているように見えた。(トルネード竜巻はデビューしてまだ間もないので、そうでもないのだけど。わたしはかなり好き)

スピッツはどうやってこのミュージシャンたちを選んだのかな。もちろん好きだとか気になってる人たちなのだろうけど。そのあたりの背景を聞きたくも思ったが、ライブMCで触れられることはなかった。

スピッツのライブに関して(一番下にセットリストがあります)。観るのが3年ぶり(隼ツアー以来)ということもあり、スピッツのライブに対する衝動とか(ファンの奇妙な振りの感覚も)、忘れかけていた。でも『俺のすべて』あたりからだんだん取り戻してきて、あ、その前に吉川晃司の『モニカ』をやったのはなんだったんだろう。最初っから妙にみんな盛り上がってたけど、わたしはAメロではわからなかったなぁ。結構スピッツ同世代(around 1970)のファンもいたと見た!

そう、『俺のすべて』でタンバリン持って盛り上がってたマサムネくんが、最後にモニターか何かの上から飛び下りた瞬間に、田村さんのベースのネック付近に顔をぶつけたらしかった。ちゃんとは確認できていないけれど、ちょっと間あって、唇の下の左側に絆創膏(準備いいな、おい)を貼って「しびれてます」と。ろれつ回ってなかったね、たしかに。でも、途中「近鉄バッファローズ」の応援歌うたって(エレキ弾き語り)気合い入れ直してた。ブルーウェーブとの合併は悲しいそうな。

そして『スターゲイザー』よいですな。『遥か』を聴いたとき、もうこれ以上の名曲はなかなか出てこないんじゃないか?と思っていたらこれですよ。ライブではもちろん初めて聴いたけど、うん、素晴らしい。マサムネくんにはずっと恋しててほしいなぁと思う。余計なお世話だけど。こういった曲たちが生まれる背景にはやはりソングライターである草野正宗氏の体験があるからなのだ。恋をしなくなったマサムネくんには、きっと素晴らしい恋のうたは作れないんじゃないかな。これまた勝手な憶測。

マサムネくんといえば気になったのが、やたら色白なこと。今年も夏フェスとかそれなりにやってると思うんだけれど、やけに白く見えました。心配です。長生きしてほしいよ(byベートルズ)。

アンコール。『日曜日』が飛び出したのにはびっくり。たぶん、ライブで初めて聴くはず。今日は日曜日じゃないけど、好きな曲なので単純にうれしかった。ノリもよいし。骨の足で駆け降りて幻の森へ行っちゃった。最後は、ん?これ1曲目にやろうとしてなかった?な『メモリーズ・カスタム』結構前の曲なのだけど、スピッツのタームから行くと最近なかんじ。がんがん盛り上がって終了。汗はかかなかったけど、自分としてもペースを守りつつ楽しめたように思う。刺激は、中の大かな。弱ってるときの自分には、なんでも応援歌に聴こえちゃうんだな。勝手やねぇ。

【演奏曲目】涙がキラリ☆、モニカ(吉川晃司のカバー)、俺のすべて、愛のことば、8823 、スターゲイザー、夢追い虫、空も飛べるはず【アンコール】日曜日 、メモリーズ・カスタム

(2004 26 Aug. komako)
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